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工業力学 機械設計法Ⅱ

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 この科目の目標は,第1,第2学年の「数学」「物理」と,第2学年の「工業力学」「機械設計製図Ⅰ」で学修した
知識を基礎とし,機械要素の強度計算などについて能力を養成するとともに,学生間の協働や能動的な学習を
通して,コミュニケーション能力を養成することである.
また,この科目は力学系科目を総合して用いるため,並行開講されている「機械材料Ⅰ」「材料力学Ⅰ」「機械
設計製図Ⅱ」の学修内容も必要となる.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
①小・中学校の「算数」「数学」「理科」,第1,第2学年の「数学」「物理」や第2学年の「工業力学」「機械設計
製図Ⅰ」で学修した基礎的知識が必要です.
②演習レポート提出や小テストがほぼ毎回あります.
③演習レポート作成のためのレポート用紙(A4版)や,演習レポート・小テストのための電卓,定規,分度器,
コンパスなどを忘れずに必ず持参してください.
④演習レポートや小テストを提出するためのクリアホルダーは,こちらで準備します.
到達目標 ①材料の強さを理解し,計算問題を解くことができる.
②さまざまな機械要素や機械の基本設計(性能や強度)の計算問題を解くことができる.
③学生間の協働や能動的な学習を通して,コミュニケーション能力を養成することができる.
成績評価方法 ①合否判定:定期試験の平均点(70%)+演習レポートの平均点(15%)+小テストの平均点(10%)+副教材への
取り組みおよび提出状況(5%)にて評価し,その評点が60点を超えていること.
②最終評価:合格(合否判定60点以上);合否判定+受講態度(最大+10%)
      不合格(合否判定60点未満);合否判定
③再試験:前期末再試験,後期末再試験をそれぞれ1回,学年末再試験は前期分,後期分をそれぞれ1回実施する.
前期末再試験,後期末再試験は60点以上で合格とする.学年末再試験で前期分または後期分のいずれかを受験
する場合も60点以上で合格とする.学年末再試験にて前期分と後期分を受験する場合は,平均点が60点以上で
合格とする.
 なお,再試験の詳細は,添付ファイルを参照のこと.
テキスト・参考書 テキスト:機械設計1,機械設計2(実教出版・中川恵二他8名共著)
副教材:機械設計1・2演習ノート(実教出版編集部)
参考書:①機械設計法 第3版(森北出版,塚田忠夫他3名共著),
    ②絵ときでわかる機械設計 第2版(オーム社,池田 茂他1名共著),
    ③実務に役立つ 機械公式活用ブック(オーム社・安達勝之他4名共著) など
メッセージ ①授業(90分)は,解説や説明(20分,プリントとスクリーン提示による学習[ノートへの板書はありません.])
の後,学生間の協働や能動的な学習による演習(45分,ほぼ毎回授業終了時にレポート提出)をし,
確認のための小テスト(20分),振り返り(5分,ミニッツペーパーへの記入)で実施します.
②演習の目標は,『時間内にクラス全員が演習を終了すること』です.そのため,学生間の協働や能動的な学習をする
うえでのコミュニケーション能力が重要となります.
③演習レポートと小テストの返却は,迅速に行います.(演習レポートは,再提出の場合もあります.)
④副教材は,各自の自学自習のために今年度より導入しました.オフィスアワーの時間を利用した副教材による積極的
な復習や自学自習を歓迎します.また,必要な者には別途の補習を実施します.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
①ガイダンスと「工業力学」確認テスト(1回)
②材料の強さ(6回)
①講義の進め方と第2学年「工業力学」の理解度を確認できる.
②材料に加わる荷重,引張・圧縮・せん断荷重を受ける材料の強さ,材料の破壊と強さ,曲げ,ねじり,座屈などを理解し,計算問題を解くことができる.
前期中間試験 実施する
③前期中間試験の返却(1回)
④ねじ(3回)
⑤軸とその部品①(3回)

③前期中間試験を返却し,解答を理解することができる.
④ねじの種類と用途と,ねじに働く力,ボルトとナットが理解でき,計算問題を解くことができる.
⑤軸の種類,軸の強度設計が理解でき,計算問題を解くことができる.
前期期末試験 実施する
⑥前期末試験の返却(1回)
⑦軸とその部品②(4回)
⑧歯車①(2回)
⑥前期末試験を返却し,解答を理解することができる.
⑦キーとピン,軸継手,軸受,密封装置と潤滑が理解でき,計算問題を解くことができる.
⑧平歯車の設計が理解でき,計算問題を解くことができる.
後期中間試験 実施する
⑨後期中間試験の返却(1回)
⑩歯車②(4回)
⑪巻掛け伝動装置(2回)
⑨後期中間試験を返却し,解答を理解することができる.
⑩平歯車の設計が理解でき,計算問題を解くことができる.
⑪ベルトによる伝動,チェーンによる伝動が理解でき,計算問題を解くことができる.
後期期末試験 実施する
このシラバスには以下の補足資料がアップロードされています
再試験の詳細説明 再試験について(2M,3M用).pdf 

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