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授業内容・授業計画

授業の目標と概要  近年、コミュニケーション能力の養成が従来以上に重視されつつある。この授業では
その基礎力を養うことを主眼として、「読む」「書く」ことの徹底と、「話す」「聴
く」ことの訓練を進めていきたい。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 教科書、ノートはもちろんのこと、この他に国語辞典、漢和辞典、図説国語はいつも
持参すること。隔週で表記トレーニングを実施するので必ず提出すること。自己チェッ
クの甘い学生には再提出を求める。なお、表記トレーニングの未提出は減点の対象と
し、夏休みの課題である読書レポートを出さない場合は国語の単位を認めない。
到達目標  コミュニケーション能力の基礎力を養い、「読む」「書く」「話す」「聴く」それぞ
れの能力を総合的に生かすことができる。また、教材を通じて人類の文化にも触れ、幅
広い視野に立って物事を考えることができる。
成績評価方法  試験(65%)・提出物(35%)
 なお、表記トレーニングで自己チェックの甘い学生には再提出の結果、条件を満たし
た場合は提出の扱いをする。なお、夏休みの課題である読書レポートが未提出の場合、
単位を認めない。提出が遅れた場合も遅れた日数に応じて減点の対象とする。小論文は
後期中間で2回書いてもらい、このとき試験は実施しない。
 再試験は前期末、後期末、学年末に実施し、60点を合格ラインとする。
テキスト・参考書 テキスト:『現代文B』(筑摩書房)
参考書:『新総合 図説国語』(東京書籍)
     大野晋『日本語練習帳』(岩波新書)
     金田一春彦『日本語』(岩波新書)
     小田島本有『釧路からー国語教師のメッセージー』(釧路新書)
     亀井秀雄監修・蓼沼正美著『超入門! 現代文学理論講座』(ちくまプリマ
―新書)
メッセージ  授業を面白くするための努力をしてほしい。授業に遅れたり、勝手に休んだりしない
ことはもちろんであるが、こちらからの質問にはしっかり答える姿勢を見せること。日
頃きちんと努力している学生を評価したいので、表記トレーニングや作文などの提出状
況は厳正に評価したい。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1  ガイダンス(1回)
2  「こころ」(10回)
3  表記トレーニング(4回)
1  授業の進め方や到達目標が理解できる。
2  小説の構成を把握し、登場人物の心理を理解できる。
3  正しい表記ができる。
前期中間試験 実施する
4  「こころ」(5回)
5  詩「小諸なる古城のほとり」ほか(6回)
6  表記トレーニング(4回)
4  小説の構成を把握し、登場人物の心理を理解できる。
5  詩の表現技法を知り、詩の世界を理解できる。
6  正しい表記ができる。
前期期末試験 実施する
7  小論文の書き方(6回)
8  手紙の書き方(3回)
9  履歴書の書き方(2回)
10 表記トレーニング(4回)
7  的確な日本語で小論文を書くことができる。
8  正しいスタイルで手紙を書くことができる。
9  的確な履歴書を書き、進路への意識を高めることができる。
10 正しい表記ができる。
後期中間試験 実施しない
11 「トカトントン」(6回)
12 「藤野先生」(5回)
13 表記トレーニング(4回)
11 小説の構成を把握し、登場人物の心理を理解できる。
12 小説の構成を把握し、登場人物の心理を理解できる。
13 正しい表記ができる。
後期期末試験 実施する
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