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機械設計製図Ⅰ,Ⅱ・機械設計法Ⅰ 機械設計法Ⅱ・デジタルデザインコンペ

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 機械設計技術者には様々な機械要素を組み合わせ,生産活動などに用いられる機械・機構を構築できる能力が求め
られる.このため,これまでに培ってきた機械工学に対する基礎知識と自らが持つ独創的な創造力を融合したPBL
(Problem Based Learning:課題解決型あるいは課題提案型)型の総合的な演習を通したものづくりの実務的な経験
が必要となる.本授業では与えられたテーマを解決するための具体的な機構や仕組みを,グループ内での共同作業
から想像的に考えまとめ上げて行く力を養うことを目標とする.さらに授業内特許を通して,など知的財産権の基
本的な仕組みと重要性を理解することを目的とする.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
本授業はグループ作業を行っていくため各人の協力が不可欠であり,お互いの意思疎通を図ることが問題解決のた
めには重要である.授業では活発な議論・討議を行い,作業の進行や分担を常に考え効率よく授業が進められるよ
う工夫を行うことが大切となる.
到達目標 グループ設計を通し,自分の独創的な考えを仲間に的確に伝えたり図面化できる.お互いの議論や協力を通し目標
を達成するためにチームワークで作業を行うことができる.知的財産権の重要性が認識でき,授業内特許を通し自
分の考えをまとめ上げることができる.
成績評価方法 合否判定:全ての提出物が提出され,それらにもとづく評価点が60点以上を合格とする.
成績評価:1stチェック20%,2ndチェック20%,プレゼンテーション20%,最終報告書40% として評価.ただし,授
業内特許のロイヤリティ分の加点・減点は最終報告書の中に含め,全体の合計点が100点を上回った場合には100点
で打ち切りとする.再試について:本授業は試験による評価は行わないため,課題未提出などで欠点となった場
合,特別課題を課した上で,未提出の課題の提出を行わせ評価させる。
テキスト・参考書 自作プリント
参考書
①実教出版 機械設計法―1
②実教出版 機械設計法―2
③実教出版 機械設計製図
メッセージ グループ作業でとにかく大切なことはいろいろな考えを出し合い議論することです.多くの考え方議論から必ず解
決策が見出されるはずです.勇気を持って自分の意見を出しましょう.口に出して言うことから物事は進んで行き
ます.また,設計作業では確証実験などを行い設計の正当性や問題点の抽出などを行っていきます.毎回上着は作
業服を着用すること.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.ガイダンスおよびプレースメントテスト
2.グループ分け,設計テーマの発表と説明,質疑応答,知的財産権の重要性と授業内特許の説明
3.グループ設計作業-1
4.グループ設計作業-2
5.グループ設計作業-3
6.グループ設計作業-4,1st.チェック
7.グループ設計作業-5,1st.チェック
(各1回)
1.機械創造設計とグループ設計の重要性が理解でき説明できる.
2.与えられたテーマと解決すべき問題について説明できる.知的財産権の重要性と授業内特許のルールが説明できる.
3~5.グループ設計作業を通し,自分の意見を明確に相手に伝えられる.また,簡単な実験を通し考えた機構の確証実験や問題点の抽出・確認などを行い,設計にフィードバックできる.さらに,確証実験において問題なく,独創的なアイデアであった場合,授業内特許の申請を行うための,資料(フォーマット有)を作成できる.
6~7.グループで設計した機構について,設計レギュレーションを満たし,機構等に問題点がないか一回目の教員チェックに向けたプレゼン資料を作成でき,論理だった説明を行うことができる.
前期中間試験 実施しない
8.中間レポートの作成
9.グループ設計作業-6
10.グループ設計作業-7
11.グループ設計作業-8
12.グループ設計作業-9,2nd.チェック
13.グループ設計作業-10,2nd.チェック
14.プレゼンテーション-1
15.プレゼンテーション-2
(各1回)
8.1stチェックまでのグループ設計における,設計の成果および問題点,これからの取り組みについて文章で報告することができる.
9~11.グループ設計作業を通し,自分の意見を明確に相手に伝えられる.また,簡単な実験を通し考えた機構の確証実験や問題点の抽出・確認などを行い,設計にフィードバックできる.
12~13.最終プレゼンに向けた資料作成を行うことができる.プレゼンにあたって資料やVTRなどにわかりやすい工夫を行うことができる.
14~15.自分たちの設計した機構について定められた時間内で的確にわかり易くプレゼンすることができる.
前期期末試験 実施しない
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