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建築概論 建築設計演習Ⅳ

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 建築法規は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めた建築基準法や建築関連法令のことを指し、
国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的としている。本授業では、以上の
法体系を理解し、建築基準法を中心とした関連法令を用いて、建築物及び都市計画の設計または計画に活用することができることを目指す。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
『テキスト』 と 『参考書①』は,毎回必ず持参すること。
【2回の定期試験には、上記2冊(『テキスト』のみ書き込み可)の持ち込みを許可する。】
2級建築士試験の過去問等を利用して,自ら演習に努めること。
本授業の評価の対象とするレポートは、【4レポート】である。
到達目標 本授業は、次の5点について習得することを目指す。
A. 建築基準法の基本定義を理解し、知識を適用できる。
B. 建築基準法に関わる手続きを理解し、知識を適用できる。
C. 集団規定の各法令を理解し、知識を適用できる。
D. 単体規定の各法令を理解し、知識を適用できる。
E. 建築関連法令を理解し、知識を適用できる。
成績評価方法 2回の定期試験の結果の平均(60%)とレポートの結果(40%)の合計により最終評価を行い、60点以上を合格とする。
再試験は1回のみとし、60点以上を合格とする。
テキスト・参考書 テキスト:
 図説 やさしい建築法規(学芸出版社)
参考書:
 ① 建築士試験によく出る!主要法令[条文]アンダーライン集(建築資料研究社・日建学院) 
 ② 建築基準法関係法令集(横書き)2016年版(建築資料研究社・日建学院)
 ③ 平成28年度版 2級建築士試験 学科 厳選問題集500+100(総合資格学院)
 ④ 見るだけでわかる! 建築基準法入門(株 エクスナレッジ)
メッセージ 建築士の試験科目である『法規』に直結する重要な授業である。
資格試験に臨む前に、本授業で基本的な法体系について十分に理解を進めてほしい。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
01.(1回)ガイダンス、 建築関連法規の体系
02.(1回)建築基準法:各種建築手続き
03.(1回)建築基準法:用語の定義

04.(1回)建築基準法:容積率・建ぺい率 【第1レポート】
05.(1回)建築基準法:高さ制限     【第2レポート】
06.(1回)建築基準法:防火制限
07.(1回)建築基準法:内装制限
(A)法の体系及び法令用語について説明できる。
(B)各種建築手続きについて説明できる。
(A,C)敷地、面積、道路、用途地域、防火地域、
   高さ及び階数の定義ついて説明できる。
(C)容積率・建ぺい率について算定できる。
(C)高さ制限について算定できる。
(D)防火制限について説明できる。
(D)内装制限について説明できる。
後期中間試験 実施する
08.(1回)建築基準法:室内環境と安全
09.(1回)建築基準法:居室の採光    【第3レポート】
10.(1回)建築基準法:避難・消防関係規定
11.(1回)建築基準法:構造強度
12.(1回)建築基準法:木造の構造規定  【第4レポート】
13.(1回)建築関係法規-1

14.(1回)建築関係法規-2
(D)換気、構造、設備について説明できる。
(D)有効採光面積について算定できる。
(D)避難・消防関係規定について説明できる。
(D)構造計算および構造規定について説明できる。
(D)木造の壁量計算と耐力壁の配置ができる。
(E)建築士法、建築業法及び消防法並びに
   建築協定について説明できる。
(E)都市計画法、品確法、ハードビル法、耐震改修促進法
   について説明できる。


後期期末試験 実施する
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