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授業内容・授業計画

授業の目標と概要 品質工学は,工学的な問題解決の一手法として,従来の考え方とはまったく異なる新しい学問である.
汎用性も高く,科学的かつ系統だった技術開発・製品開発を行うために製造業を中心とする各企業において
多用されている.
この科目の目標は,品質工学の手法を演習を通して学び,その計算や評価方法を修得し,工学的な問題に
応用し,解決できる能力を身につけることである.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
①演習の解説中,不明な点や疑問点などは積極的に質問をして欲しいと思います.
②電卓を使う機会もありますので忘れずに.
③テキストは,第2版以降を購入してください.(ネット購入の初版本は正誤表が未添付の場合あり.)
到達目標 ①品質工学の手法を理解できる.
②品質工学の計算方法や評価方法を理解できる.
③各自の研究分野に品質工学の手法を応用し,利用できるようになる.
成績評価方法 ①合否判定:提出された演習レポートを評価基準によって評価し,提出されたすべての演習レポートの平均点
が60点を超えていること.
 演習レポートの評価;演習レポートの提出(40%)+演習レポートの内容(60%)
 評価基準;レポートの体裁,レポートの内容,文献引用(コピー&ペーストの確認) など
②最終評価:合格(合否判定60点以上);合否判定+授業態度(10%)
      不合格(合否判定60点未満);合否判定
③再試験:未提出演習レポートの提出と別に課す追加課題の提出し,提出されたすべての演習レポート
および別に課す追加課題の平均点が60点以上で合格とする.
テキスト・参考書 テテキスト:【入門】パラメータ設計(日科技連,井上清和他著)
参考書:①おはなし品質工学 改訂版(日本規格協会,矢野 宏著)
    ②入門タグチメソッド(日科技連,立林和夫著)
    ③やさしい「タグチメソッド」の考え方(日刊工業新聞社,矢野 宏著)
    ④やさしく使える「タグチメソッド」の計算法(日刊工業新聞社,矢野 宏著)
    ⑤はじめてのパラメータ設計(日科技連,渡部義晴著) など
メッセージ ①5月の連休明けまでにテキストを準備してください.
②演習レポートは,印刷したドキュメントとメールへのファイル添付にて提出してください.
 (どちらか一方の提出だけでは,提出完了とはみなしません.)
③メールアドレスはseiji@mech.kushiro-ct.ac.jpです.
④演習レポートは提出期限までに必ず提出してください.
 (未提出は0点,提出遅延は減点(-1点/日)します.)
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
①ガイダンス(1回)
②実験計画法と品質工学(1回)
③品質工学とは(1回)
④パラメータ設計の考え方(1回)
⑤パラメータ設計に必要な知識(3回)
⑥演習:ゼロ点比例式(1回)
①講義内容の説明と成績評価方法が理解できる.レポートあり.
②実験計画法と品質工学の違いが理解ができる.レポートあり.
③品質工学,パラメータ設計などが理解できる.レポートあり.
④パラメータ設計の考え方,直交表,誤差因子の割り付け,動特性の種類と評価特性などの知識が理解できる.レポートあり.
⑤ゼロ点比例式,SN比と感度が理解できる.演習問題あり.
前期中間試験 実施しない
⑦演習:動特性のパラメータ設計(2回)
⑧演習:静特性のパラメータ設計(3回)
⑨演習:開発におけるパラメータ設計(1回)
⑩演習:機能性評価(1回)
⑦動特性のパラメータ設計が理解できる.演習問題あり.
⑧静特性のパラメータ設計が理解できる.演習問題あり.
⑨開発におけるパラメータ設計が理解できる.演習問題あり.
⑩機能性評価が理解できる.演習問題あり.
前期期末試験 実施しない
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