シラバス情報

シラバス基本情報

関連科目
前関連科目 後関連科目
なし なし

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 ■ 全体:CG 自動生成に関する講義・実習を通じて,プログラミング能力(作業を自動化・省力化する能力,
アイディアを実現・改善する能力)を修得する.

■ 前半:C言語によるタートルグラフィックスを題材として,
効率的なプログラミングの作法を理解するとともに,任意の線画の生成処理を効率良く記述する.

■ 後半:三次元 CG 記述言語 POV-Ray を利用し,複雑なシーンの生成処理を効率良く記述する.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
・実習では極力,GUI に頼らず,キーボード操作による作業を中心とする.
したがって,本科目を受講するためには,最低限のタイピング能力が要求される.
・本科目は,CG の単なる作成を目的とするものではない.
作業の効率化が目的である.CG は単なる手段(例題)にすぎない.
・すべての実習課題および自由制作について完全なレポートを
所定の期日までに提出すること.
到達目標 ■ 前半:任意の線画生成処理を効率良く記述できる.

■ 後半:複数の任意形状からなる複雑なシーン生成処理を効率良く記述できる.
成績評価方法 ■ 合否判定:最終評価≧60%

■ 最終評価:試験(定期試験または再試験)×50%+自由制作×30%+実習課題×20%
テキスト・参考書 ■ 教科書・問題集:担当教員オリジナル実習用ウェブページ

■ 参考書:インターネット上の参考資料を随時提示する.
メッセージ ■ プログラミング(だけでなく,ものづくり)とは,要するに組み合せの問題です.
解は複数ありますが,その中から最も効率的な方法を見つけ出しましょう.

■ プログラミング経験者へ:未経験者の模範となるような成果物を披露できるよう,
技術を研きましょう.

■ プログラミング未経験者へ:積極的に実習に参加し,技術的な守備範囲を拡げましょう.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
0. ガイダンス(1回)

1. C言語によるタートルグラフィックス(6回)
・プログラミングの基礎:制御構造(連接,反復,選択)
・プログラミングの効率化:抽象化(関数,再帰)
・自由制作1
1.
・C言語で任意の制御構造を記述できる.
・タートルグラフィックスで任意の線画を効率良く記述できる.
前期中間試験 実施する
2. POV-Ray による 3D-CG(7回)
・任意の形状のプログラミング(三次元座標,CSG)
・複雑なシーンのプログラミング(マクロ,関数,反復)
・アニメーション
・自由制作2
2.
・POV-Ray で任意の形状を記述できる.
・POV-Ray で複雑なシーンを効率良く記述できる.
前期期末試験 実施する
© 2009,2010,2011 KNCT Syllabus System -- Ver. 0.85