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倫理社会,歴史総合,法学,言語と社会

授業内容・授業計画

授業の目標と概要  地球上には様々な社会問題があることを認識し,これからの社会を支える市民として振る舞うのに必要な知見を養い,社会適応能力を育てる。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 現代社会の検討課題には,問題があることは分かっていても,すべての人が納得できる
答が未だ見つかっていないものも多々あります。思索のための素材は提供しますから,
そこから皆さんなりの考えを導いてください。そして,あなたとは異なる考えを持つ人
が社会にいることを知ってください。
 講義には必ず教科書を持ってくること。これに反した場合,「その他の評価」として10点を減ずることがあります。
到達目標  産業社会において自立的に行動できる市民に相応しい,地理分野の見識を身につける。
成績評価方法  定期試験の得点が満点の6割に達した者を合格とする。
 得点が6割に満たない者については再試験ないし課題提出を課し,6割以上の到達をもって合格とする。
 最終評価において,教科書の持参状況を「その他の評価」として算入する(最大-10)。
テキスト・参考書 ★ 教科書: 帝国書院 『高等学校 新地理A』
☆ 参考書: 帝国書院 『新詳高等地図』
☆ 参考書: 21世紀研究会編 『新・民族の世界地図』(文春新書,2006年)
☆ 参考書: 山内昌之+佐藤優 『新・地政学』(中公新書ラクレ,2016年)

メッセージ  高専を卒業した後,皆さんは技術者として活躍されることと思いますが,やがて,個
人は《社会》によって支えられているということに気付くことでしょう。《社会》とは,企
業,地域,国家,さらには地球全体という広がりを持っています。この講義を通じて,
《社会》に参画するということの意味を伝えていきたいと思います。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
 01: 地球の姿
 02: 人々の生活と気候
 03: 中国の生活・文化
 04: 中国の産業と経済
 05: モンゴルと台湾
 06: 朝鮮半島
 07: 〈定期試験〉
 経済のグローバル化により,国境を越えたヒト(労働者)やモノ(製品)の行き来が盛んになってきました。日本の企業で働く場合でも,海外出張に出かけることは日常的なことになりつつあります。この講義では,《世界の国々が共通して抱える問題を認識できる》 ようになっておきましょう。

前期中間試験 実施する
 08: ヨーロッパの民族
 09: フィンランド【特別講演】
 10: ヨーロッパの地域統合
 11: ヨーロッパの産業と経済
 12: 東南アジア(前編)
 13: 東南アジア(後編)
 14: 南アジア
 15: 中央アジア・西アジア
 16: 〈定期試験〉
前期期末試験 実施する
 01: アフリカ
 02: ロシア
 03: アングロアメリカの生活・文化
 04: 北アメリカの産業と経済
 05: ラテンアメリカ
 06: オーストラリア
 07: 〈定期試験〉
後期中間試験 実施する
 08: 世界の環境問題
 09: 世界の資源問題
 10: 世界のエネルギー問題
 11: 世界の人口問題
 12: 世界の食糧問題
 13: 世界の都市・居住問題
 14-15: 防災のためにできること
 16: 〈定期試験〉
 近代に入って資本主義経済が発展したことにより生産は拡大し,人類は物質的な豊かさを得ました。しかしその反面,労働問題や環境問題に代表される様々な矛盾も生じました。ここでは,《今日の社会が抱える社会問題を認識できる》 ようになることを目指します。
後期期末試験 実施する
到達目標
1. 人間社会を地理的な視点から分析し,理解できる
2. 社会を支える市民であることを自覚し,自律的に行動できる
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1  地球上に様々な民族が共存していることを理解し,多様な価値観を許容する社会の構築に取り組むことができる。  民族の多様性について理解し,対立構造の背景を理解できる。  民族の多様性について理解できていない。
評価項目 2  市民として取り組むべき課題を自覚し,積極的に社会へと働きかけていくことができる。  今日の社会が抱える課題について理解できる。  共同体の一員として身につけておくべき市民としての自覚が持てない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 100 (-)10 100
基礎的能力 100 (-)10 100
専門的能力
分野横断的能力
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