授業の目標と概要 |
「争い」を最小化し、異なる文化や習慣や考え方をもった人たちと「共生」できる市民に成熟するための力を培う。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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日頃から、現代社会の問題に関心をもつよう心がける。
1テキストを読み、2現実と結びつけながら、3自分一人で考え、4グループ内で対話し(聴く、話す)、5発言する。
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到達目標 |
他者を排除するのではなく、「敬意」をはらって「耳を傾ける」ことが、「対話」を立ち上げ、「幸福」をもたらすことを理解できる。
「他者」とは、「現在」生きている人たちのことだけでなく、「過去」と「未来」の人たちを含めた「世界市民」であることを理解できる。
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成績評価方法 |
合否判定 : 定期試験の平均が60点以上を合格とする。
最終評価 : 合否判定点 ± その他の評価点(±5点)。
※ その他の評価点では,積極的な授業への取り組みをプラス評価として,私語や居眠りなどをマイナス評価
として扱う(ただし,最終評価の最高点は100点,最低点は60点とする)。
再試験 : 不合格の場合には、
再試験あるいは課題提出を課し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする。
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テキスト・参考書 |
★ 教科書 : 藤本一司 『論語と西洋哲学』 (北樹出版,2016)
☆ 参考書 : 藤本一司 『倫理学への助走』 (北樹出版,2007)
☆ 参考書 : 藤本一司 『カントの義務思想』 (北樹出版,2010)
☆ 参考書 : 藤本一司 『生きるための哲学』 (北樹出版,2012)
☆ 参考書 : 藤本一司 『 [改訂版]素晴らしきドイツ語の世界―あなたへの敬意から生まれた言語― 』 (北樹出版,2016)
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メッセージ |
楽しく対話ができればと思っています。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
「身体」と「先行者への敬意」(1時間)
「意識」と「身体」(2時間)
「孝」(2時間)
「他者への敬意」(2時間)
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「他者との関係」をどのように立ち上げたらよいのだろうか。そのとき、現在の私たちが「不安」であるか「安らか」であるか、が大きな鍵になることを理解できる。
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前期中間試験 |
実施しない
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「身体」を肯定する(2時間)
「身体」と「他者」(2時間)
「空間」と「平等性」(2時間)
「打ち倒す」と「引き継ぐ」(2時間)
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前期期末試験 |
実施する
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「身体」と「安らかさ」(1時間)
「身体侮蔑」と「不安」(2時間)
「仁」と「安らかさ」(2時間)
「敬意」と「愛」(2時間)
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人と人との豊かなつながりを、現在においてだけではなく、「過去」と「未来」の観点を意識しながら考えることができる。
さらに、幸福へ導く「知るということ」や「言葉」や「音楽」の意味を深め、「敬意」が果たす力を理解できる。
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後期中間試験 |
実施しない
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「身体」と「つながり」(2時間)
「言葉」と「知ること」(2時間)
「言葉」と「社会」(2時間)
「音楽」と「身体」(2時間)
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後期期末試験 |
実施する
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