| 授業の目標と概要 |
第3学年における「メカトロニクスⅠ」から継続してPICマイコンを用いたC++プログラム言語の文法とその用法に
ついて解説する。さらに、それらの応用に重点をおき、数多くの演習を通して問題解決のための情報技術を修得
し、以後の他科目での利用の促進を図り、実践的なプログラム開発能力を体得させる事を目標とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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PICマイコンの制御プログラムを通して、C++言語を利用できることのための解説と演習を重要視し、進行する。
特に演習を数多く行うことで、充分なプログラミング能力の育成を主眼とする。
演習の消化遅れや欠課に対する補講は、放課後あるいは昼休みに行う。
授業理解のためには、できるだけ復習することが大切である。
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| 到達目標 |
(1) PICマイコンのプログラムを作成できる。
(2) スピーカやモーターなどの基本的なマイコン制御ができる。
(3) 技術的課題を情報機器を使って分析し、解決できる。
(4) 報告書等をパソコンなど情報機器を使って作成できる。
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| 成績評価方法 |
合否判定は、単元のまとめとして3回程度の演習レポートが全て期限内に提出されてい
ることと、2回の定期試験のの平均が60点を超えていることで合格とする。
最終評価は、定期試験平均点（90％）と演習レポート（10％）の合計とする。
演習レポートの評価：評価基準レポートの体裁、プログラム内容、考察
再試験：不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点と
する。
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| テキスト・参考書 |
テキスト：キットで遊ぼう電子回路9新PIC入門C言語編」㈱アドウィン ISBN4-903272-12-5
参考書:「初心者のためのプログラミング課題集」情報処理教育研究会編(森北出
版）ISBN4-627-84111-6
「作りながら学ぶPICマイコン入門」神崎康宏著、CQ出版、ISBN4-7898-3736-X
「キホンからはじめるＰＩＣマイコン Ｃ言語をフリーのコンパイラで使う」中尾真治
著、オーム社、ISBN-13:978-4274209024
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| メッセージ |
演習主体なので、ほとんど毎回問題を課します。欠課をすることはレポート
評価点がもらえないので欠課をしないこと。また、試験は、マイコン制御の
アルゴリズムの理解度に重点をおくので、単元毎の内容の理解に努力して下
さい。
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1．3年次の復習（1 回）
2．スイッチによる分岐（1 回）
3．複数のスイッチの利用（1 回）
4．チャタリング防止処理（2 回）
5．割込み（2 回）
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1．3 学年の復習で、処理の再確認と理解度向上を目指す。
2．if文を利用して分岐処理ができる。
3．if文を利用して複数の分岐処理ができる。
4．チャタリングの防止ができる
5．割込み処理の概念と簡単な割込み処理ができる。
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| 前期中間試験 |
実施する
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6．外部割込み（1 回）
7．音の出力（2 回）
8．タイマ（タイマ０割込み）（1 回）
9．タイマ（CCP割込み）（2 回）
10．PWM制御（1 回）
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6．外部割込み処理によるPICマイコンの制御ができる。
7．スピーカからの音を制御できる。
8．PICマイコンのタイマ機能を利用することができる。
9．より複雑な割込み処理によってPIC制御ができる。
10．ブザー、DCモータの回路を組み、そのプログラミングができる
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| 前期期末試験 |
実施する
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