授業の目標と概要 |
「他者への敬意」が、「他者」と「自分」の関係性を立ち上げ、社会を安定させることを理解できる。
「他者への支配」と「争い」は、「不安」から生じることを理解できる。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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1テキストを読んで理解し、2自分一人で考え、3グループでも対話し、4発言する。
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到達目標 |
「他者への敬意」を基本において、他者と自分の関係を構築できる。
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成績評価方法 |
合否判定 : 定期試験(前期50%+後期50%)の平均が60点以上を合格とする。
最終評価 : 合否判定点 ± その他の評価点(±5点)。
※ その他の評価点では,積極的な授業への取り組みをプラス評価として,私語や居眠りなどをマイナス評価
として扱います(ただし,最終評価の最高点は100点,最低点は60点とします)。
再試験 : 不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする。
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テキスト・参考書 |
★ 教科書 : 藤本一司 『論語と西洋哲学』 (北樹出版,2016)
☆ 参考書 : 藤本一司 『倫理学への助走』 (北樹出版,2007)
☆ 参考書 : 藤本一司 『介護の倫理』 (北樹出版,2009)
☆ 参考書 : 藤本一司 『カントの義務思想』 (北樹出版,2010)
☆ 参考書 : 藤本一司 『老いから学ぶ哲学』 (北樹出版,2012)
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メッセージ |
自分のうちなる未知に出会えますように。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
「身体」と「先行者への敬意」(1時間)
「意識」と「身体」(2時間)
「孝」(2時間)
「他者への敬意」(2時間)
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欧米と儒教圏の思想の相違を理解できる
キルケゴールの「不安」を理解できる
孔子の「孝」を「先行者」と「敬意」という視点から理解できる
「敬意」と「支配」の方向性の違いを理解できる
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前期中間試験 |
実施しない
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「身体」を肯定する(2時間)
「身体」と「他者」(2時間)
「空間」と「平等性」(2時間)
「打ち倒す」と「引き継ぐ」(2時間)
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レヴィナスの「身体」を存在の条件に基づいて理解できる
孔子の「仁」と「他者」の関係性を理解できる
「空間」を超える思想としての「仁」を理解できる
孔子とフロイトの「喪」の違いを理解できる
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前期期末試験 |
実施する
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「身体」と「安らかさ」(2時間)
「身体侮蔑」と「不安」(2時間)
「仁」と「安らかさ」(2時間)
「敬意」と「愛」(2時間)
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「不安」と争いの関係を理解できる
プラトンとハイデガーの「不安」を理解できる
徳治主義を理解できる。
アリストテレスやヘーゲルの相互性と「愛」の先後関係を理解できる
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後期中間試験 |
実施しない
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「身体」と「つながり」(1時間)
「言葉」と「知ること」(2時間)
「言葉」と「社会」(2時間)
「音楽」と「身体」(2時間)
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「身体」を離れるときに見失うものを理解できる
「知らないもの」への「敬意」を理解できる
「言葉」の崩壊と「社会」の関係を理解できる
「見えないもの」への感受性の大切さを理解できる
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後期期末試験 |
実施する
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