授業の目標と概要 |
近年の照明工学の発達に伴い,従来の照明設計はLED等を使用した省エネルギーの照明設計への変更が急速に進められ
ている.
本科目では,これらの照明設計の基礎となる照明について,その光源の基礎知識,その光の測定技術,明るさ(照度)などの
計算方法を学習し,快適な生活空間の設計手法を学ぶことを目的とする.
|
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
|
●照明工学は電気工学のほか,物理学,建築学,生理学等の要素も含むため,多岐に渡った学習となる.
●照明計算においては,三角関数、幾何学,積分等の数学を使う.
|
到達目標 |
●各種照明光源の特性が理解できる.
●光の測定技術,照明計算が理解できる.
●屋内・屋外照明設計が理解できる.
|
成績評価方法 |
合否判定:定期試験1回の得点が60点以上であること。
最終判断:最終評価 = 合否判定の点数(10割)
ただし,最終評価の最高点は100点、最低点は60点とする.
再試験の合格は60点以上とする.
|
テキスト・参考書 |
教科書:「照明工学」(オーム社)一般社団法人 照明学会編
参考書:(1)「電気応用(改訂版)」(電気学会)電気学会
(2)「照明工学」(電気学会)」電気学会
|
メッセージ |
●学習単位1なので自学自習が求められます.
●本科目は「電気主任技術者関連科目」です.
|
授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス,照明の基礎(2回)
2.光源(4回)
3.照明器具(2回)
|
1.照明工学で扱う測光量と単位が理解できる.
2.発光および放電の原理を理解し説明できる.
各種光源の原理と構造を説明できる.
3.照明器具が理解できる.
|
後期中間試験 |
実施しない
|
4.照明計算(4回)
5.屋内・屋外照明(2回)
6.光放射の視覚周辺の作用(2回)
|
4.照明計算が理解できる.
5.屋内および屋外照明設計が理解できる.
6.光放射の作用について理解できる.
|
後期期末試験 |
実施する
|