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伝熱工学、熱エネルギー工学

授業内容・授業計画

授業の目標と概要  現代社会は、エネルギーや資源の大量消費の上に成り立っており、それらの枯渇問題
と環境問題に直面している。
 本講義では、エネルギー源とその変換および地球環境保全のメカニズムとそれらに
関連する諸問題について学び、この困難な問題に立ち向かう知識と素養を身につけるこ
とを目標としている。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
応用物理、特に初歩的な熱力学の基礎を理解していることが望ましい。
毎回の講義を身につけるためには、復習をすることが必要である。
到達目標 様々な熱エネルギー源とその変換方法および環境保全について理解し、各種問題に対す
る解決方法を多角的に検討できる素養を身につけることができる。
成績評価方法 合格判定は、期末試験の成績(80%)+演習レポート(20%)の合計が60点を超えていることで合格とする。
最終評価:合否判定と同じ
再試験の判定は、演習レポートが全て提出されていることを条件に、60点以上で合格とする。この場合の評点は60点とする。
テキスト・参考書 テキスト:井田民男他、熱エネルギー・環境保全の工学、コロナ社
参考書:①エネルギー白書 2012年版 (経済産業省ホームページ)、②自然エネルギー白
書〈2012〉(環境エネルギー政策研究所、 七つ森書館)、③これからのエネルギーと環
境―水・風・熱の有効利用(阿部 剛久他、共立出版)、④空気調和ハンドブック 改訂5版
(井上 宇市,丸善)
メッセージ エネルギーと環境の諸問題は、皆さんの普段の生活に対しても大きな課題です。
これからの社会を担う若い世代に積極的に取り組んで欲しいテーマのひとつです。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.ガイダンス(1回)
2.従来型の熱エネルギーとその資源(2回)
3.冷熱技術と空気調和(2回)
4.省エネルギー技術と高効率技術(3回)
1.エネルギーを巡る諸問題が理解できる
2.熱エネルギー資源の特性とエネルギー消費形態が理解できる
3.冷熱技術の種類・特性と空気調和技術が理解できる
4.エクセルギーとその向上技術が理解できる
前期中間試験 実施しない
5.将来型の熱エネルギーとそのシステム(2回)
6.エネルギー変換と環境保全(3回)
7.廃棄物と環境保全(2回)
5.再生可能エネルギーと未利用エネルギーが理解できる
6.地球環境と環境保全型エネルギー変換技術が理解できる
7.化学物質と環境保全政策・技術が理解できる
前期期末試験 実施する
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