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流体工学Ⅰ,Ⅱ・流体機械

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 工業生産活動で用いられる多くの機械には油空圧機器が用いられ,機
械技術者として,流体工学や流体機械などの
学問をベースとして,油空圧機器に関する基本的な原理や構成を理解
することは重要である.本授業では代表的な
油空圧機器の構造、種類、用途を理解し,基礎的な油空圧機器の基本
構成とその動作特性を習得することを目的と
する。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
流体工学および流体機械に関して基礎的な知識を有していることが望
ましい.油空圧機器の構造はテキストの図面
だけでは理解しづらい場合もあるので,適宜ほかの参考書やWEBサイ
トを利用して予習復習を行うこと。
到達目標 油空圧機器を構成する基本的機器の構造、種類および動作原理や用途
などを理解し、簡単な油空圧回路図が読め
る.また,油空圧機器の簡単な流量、動力計算ができる。
成績評価方法 合否判定:割り当てられるプレゼンがすべて行われることを前提に,
2回の定期試験(中間50%+期末50%)で平均が60点以上を合格とす
る.
最終評価:(後期中間+後期末)/2 (100%)+プレゼン評価(max10点)
再試験:不合格の場合には期末に再試験を1度だけ実施し60点以上を
合格とする。最終評価は60点とする.なお,
再試験の範囲は2回の定期試験と同じとする)
テキスト・参考書 教科書 熊谷英樹 他1名著:はじめての油圧システム  技術評論社
参考書 油圧技術研究フォーラム編:これならわかる油圧の基礎技術 オーム社
    松村篤躬著:油圧の動作とその応用機器 東京電機大学出版局
    流体のエネルギーと流体機械 理工学社
メッセージ 授業は主としてゼミ形式で行っていきます.受講学生が輪番的に教科書に沿ってプレゼンして理解を深めながら進
めていきますので,各自で予習を行い授業に臨むことを期待しています.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1 油空圧機器(2回)
2 油圧ポンプ・モ-タ(2回)
3 歯車ポンプ・モ-タ、ベ-ンポンプ・モ-タ(3回)
・油圧システム及び空気システムの特性、アクチュエ-タの種類。
・油圧ポンプ、油圧アクチュエ-タ、油圧ポンプ、モ-タの性能、油の圧縮性と効率、油圧ポンプの騒音、耐久性、ベ-ンポンプの特性、構造。
・歯車ポンプの種類および分類、標準および高歯平歯車。歯車ポンプの騒音・キャビテ-ション。これらの流体機器の流量、効率、動力等の計算をできるようにする。
後期中間試験 実施する
4 油圧制御弁、油圧弁の力学(3回)
5 圧力制御弁(2回)
6 方向弁(2回)
・油圧管路力学、非定常流れ、スプ-ル弁の振動。ポペット弁、スプ-ル弁の流量、弁直径の計算ができるようにする。
・圧力制御弁の特性、リリ-フ弁、減圧弁。これらの弁の特性を理解させ、簡単な計算ができるようにする。
・方向制御弁の特性、種類方向制御弁の選択方法およびその種類と用途を理解させること。
後期期末試験 実施する
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