授業の目標と概要 |
コミュニケーションの4要素は「書く」「読む」「話す」「聴く」であり、それらを
総合的に使いこなすことによってコミュニケーション能力は高まる。その場合は相手の
立場にどれだけ立てるかが大きな鍵を握る。本授業ではとくに口頭発表、ディベートを
通して、主に「話す」「聴く」ことの技法を身につけることを目標とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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日頃から、新聞やテレビ、本、インターネットなどを通じて、現代の社会的状況に対
しての関心を持っておいてもらいたい。
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到達目標 |
社会的な問題に対して関心を持ち、論理的な思考によって口頭発表ができ、質問に対
しても対応ができる。ディベートを通して、相手側の言おうとすることを的確に把握
し、それに対して的確な意見を述べることができる。
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成績評価方法 |
成績評価:口頭発表 実践(40%)・小論文(10%)
ディベート 実践(30%)・レポート(20%)
これらを総合評価し、60点以上を合格とする。
再試験は記述式問題とし、60点以上を合格とする。
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テキスト・参考書 |
配布プリント
大野晋『日本語練習帳』(岩波新書)
梶原しげる『口のきき方』(新潮選書)
斎藤孝『子どもたちに伝えたい〈三つの力〉・生きる力を鍛える』(NHKブックス)
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メッセージ |
いまは様々な場面でコミュニケーション能力の重要性が叫ばれている。コミュニケー
ションをとるにはまずは相手を尊重することが大切であることを認識して欲しい。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス(1回)
2.口頭発表の技法(1回)
3.口頭発表・質疑応答(7回)
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1.授業の内容と達成目標を理解することができる。
2.効果的な口頭発表の技法を理解することができる。
3.論理的な発表ができ、質問に的確な対応ができる。
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前期中間試験 |
実施しない
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4.ディベートの技法をめぐって・下調べ(2回)
5.ディベート(4回)
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4.効果的なディベートの技法を理解することができる。
5.相手の発言を的確に把握し、その場に応じた対応ができる。
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前期期末試験 |
実施しない
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