授業の目標と概要 |
高齢化が進む社会の中で、それに対応した住宅や公共建築物を計画、設計する上で基本となる「建築環
境」のあり方や手法ついての専門知識を蓄積し、理解を深めることを目標とする。授業は文献調査と口
頭発表・質疑によるゼミ形式とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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本科(建築学科)の「建築計画」「建築環境工学」の基本知識を要する。
4~6回程度のテーマに関するプレゼンテーションおよびレポートを課す。
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到達目標 |
1.若年者と高齢者の感覚の相違が理解できる。
2.高齢者利用に関わる基本知識を理解できる。
3.その計画・設計への応用手法を理解できる。
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成績評価方法 |
評価の内訳をレポート(40%)+口頭発表(20%)+試験(40%)とし、100点満点中60点以上を合格とす
る。同点数を最終評価とする。
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テキスト・参考書 |
教科書-なし
参考書-高齢者のための建築環境(日本建築学会編)
高齢者・障害者を考えた建築設計(井上書院)
日本建築学会大会等の予稿・梗概集および論文集
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メッセージ |
国内での関連研究の内容や進展などの情報・知識を蓄積して欲しい。
高齢社会のなかで、建築の面から自分で何ができるかを考えてもらい
たい。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス(1回)
2.熱と空気の環境(2回)
3.音の環境(2回)
4.光の環境(2回)
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1.高齢社会の概要が理解できる。
2.高齢者に対応した熱・空気環境のあり方、手法が深く理解できること
3.高齢者に対応した音環境のあり方、手法が深く理解できること
4.高齢者に対応した光環境のあり方、手法が深く理解できること
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後期中間試験 |
実施しない
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5.建築空間と設備(2回)
6.高齢者施設の現状(2回)
7.ユニバーサルデザイン(3回)
8.試験(1回)
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5.高齢者に対応した建築空間と設備のあり方、手法が深く理解できること
6.高齢者施設の現状や問題点が理解できる。
7.高齢者に対応したユニバーサルデザインの現状や手法が理解できること
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後期期末試験 |
実施する
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