シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 建築の専門分野を知るための入門的科目であり,主に木構造の設計・施工および管理の ための基礎知識を養う。我々の身近にある建築物の構築方法を材料別に解説し,各部の 構築方法を明らかとする。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
構法に関する簡単なトレーシング演習を数回行うので,定規を持参すること。
到達目標 木造建築に用いられる基本用語について解説し,構法が把握できる。 建築材料がどのような考え方,どのような仕組みで建築物に構成されているのか理解 し,説明できる。
成績評価方法 合否判定:2回の定期試験(後期中間40%+学年末60%)の平均が60点以上であること。 最終評価:試験(80%)と演習(20%)の合計
テキスト・参考書 教科書:図解・木造建築入門(井上書院) 教科書:構造用教材(日本建築学会) 参考書:大学課程建築構造学(1)(オーム社)
メッセージ 身の回りにあるものすべてが建築に関係しています。どんな材料を使ってどんな方法で 造られているのかを考えながら行動しよう。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ガイダンス(1)
建築と構法,主体構造とその分類(1)
地盤と基礎(2)
木材の性質(1)
木材の接合(1)
木構造の基礎(1)
授業の目的が理解できる。
建築物,建築構法,主体構造とその分類がわかる。
地形と地層,地盤調査,地盤の掘削,凍結深度,各種基礎などが理解できる。
木材の特徴・性質・用途などが理解できる。
接合法の一般的原則,継手と仕口,接合部の補強がわかる。
木構造で使用される基礎が理解できる。
後期中間試験 実施する
軸組(1)
床組(1)
小屋組と屋根(2)
仕上げ(1)
室内の造作(1)
階段(1)
骨組みの計画及び壁を構成する土台,柱,筋かい,胴差し及びこれらの間にある構造部分がわかる。
階下床と階上床の仕組みが理解できる。
和小屋・洋小屋の特徴,小屋組の構成と屋根の形などが理解できる。
内外装下地と仕上げについて理解できる。
和風室内の内法材,洋風室内の幅木,枠回り,腰壁などがわかる。
階段の形式と寸法などが理解できる。
後期期末試験 実施する
Syllabus 2008 -- Ver. 0.50