シラバス基本情報
授業内容・授業計画
| 授業の目標と概要 |
デジタル技術は現代社会の多くの分野でコンピュータをはじめ身近な生活機器に応用さ
れ，必要不可欠である．デジタル技術の原理となる論理回路の基礎知識を得ることがこ
の授業の目的である．論理数学及び論理設計についての基礎工学の知識を修得するとと
もに，幅広い考え方を修得し，それらを応用する能力を身につけることを期待する．
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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一年次のコンピュータリテラシーの授業内容の一部(2進数の計算)を復習しておくこと．
講義の節目にレポート課題を課す．
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| 到達目標 |
論理回路設計のための論理関数を理解できる．
基本論理素子による論理回路の記述ができる．
論理回路の解析，設計法を理解できる．
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| 成績評価方法 |
合否判定：4回の定期試験の結果の平均が60点以上であること，及び全ての課題を提出
していること．
最終評価：4回の定期試験の結果の平均(100%)
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| テキスト・参考書 |
教科書：論理回路入門 浜辺隆二 森北出版
参考書：例題で学ぶ論理回路設計 富川武彦 森北出版
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| メッセージ |
進度は理解度によって一部変更する場合がある．成績不振者に対して，前期末，学年末
にそれぞれ1回の再試験を行う．
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
１．数体系と符号体系 ４回
・N進数，基数変換，加減算，補数，各種符号
２．論理関数の基礎 ３回
・ブール代数，論理演算，真理値表，ベン図
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１．N進数の表現，基数変換ができる．
N進数の加減算，補数を使った演算ができる．
各種符号を理解する．
２．ブール代数の演算ができ，基本法則を理解する．
論理関数を真理値表やベン図で表現できる．
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| 前期中間試験 |
実施する
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３．論理関数の標準化 ３回
・加法系，乗法系，展開定理
４．論理関数の簡単化 ５回
・公式，カルノー図，クワインマクラスキーの方法
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３．論理関数を標準形に変形できる．
４．論理演算の公式による簡単化ができる．
カルノー図による簡単化ができる．
クワインマクラスキーの方法による簡単化ができる．
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| 前期期末試験 |
実施する
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５．組合せ回路の解析 ３回
６．組合せ回路の設計 ４回
・加算器，減算器，比較器，エンコーダ，デコーダ
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５．組合せ回路の動作確認ができ，論理関数で表現できる．
６．各種の組合せ回路の設計ができる．
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| 後期中間試験 |
実施する
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７．フリップフロップ ４回
・SR-FF，JK-FF，T-FF，D-FF
８．順序回路の基礎 ４回
・遷移表，状態図
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７．各種フリップフロップの動作を説明できる．
８．遷移表，状態図を理解し，論理動作の説明ができる．
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| 後期期末試験 |
実施する
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Syllabus 2008 -- Ver. 0.50