シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 情報処理技術の初歩的な基礎知識を、情報工学基礎との連携によって講義と演習の両面 から習得する。コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関しての 理解を進めていくことで、初級システムアドミニストレータ試験の基礎知識に対応でき ることを目標とする。 また、高学年で履修する専門科目の基礎となる。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
座学で学習した内容を演習で確認する形式で授業を進めるので、情報工学基礎と情報工 学演習の双方にきちんと出席しなければならない。 演習は座学で得た知識の確認であるので、問題を自分で考えて解くことが重要である。 また、毎回のレポート提出は期限厳守で必須なので注意すること。
到達目標 コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基礎を理解できる。 総合的に問題を考え、応用問題(初級シスアド出題問題等)の解答ができる。
成績評価方法 合否判定:レポート評価の平均点が60点以上であること 最終評価:レポート評価の平均点±授業態度(10%)
テキスト・参考書 教科書:江戸川編著 初級シスアド合格教本 (技術評論社) 参考書:福嶋宏訓著 初級シスアドの教科書 (学習研究社)
メッセージ 演習は、自分の学習の成果を確認する効果的な手段です。演習問題を解く中で自分の弱 点を早目に見つけ出し、克服するようにがんばりましょう。 また、提出物の締め切りは守らなければならない重要なルールです。提出の遅れは減点 対象となるので、気をつけましょう。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
パーソナルコンピュータ(1回)
OS・アプリケーション(1回)
表計算(2回)
データベース(3回)
パソコンの構成や各パーツの機能が説明できる。
OSやアプリケーションの役割分担を説明できる。
表計算プログラムを操作できる。
データベースの基本的な操作をできる。
前期中間試験 実施しない
ネットワークの基礎(1回) ネットワークの利用(2回) ネットワークセキュリティ(1回) インターネット関連の法律(1回) 稼働率(1回) 会社と利益(1回) ネットワークの基礎的な項目を説明できる。
ネットワークを使ったサービスの概要を説明できる。
基本的なセキュリティを説明できる。
知的財産権や個人情報保護などの概要を説明できる。
稼働率の計算ができる。
会社組織とコストの基本事項を説明できる。
前期期末試験 実施しない
在庫と売買(1回)
会社のコンピュータシステム(2回)
データの整理(1回)
データの利用(2回)
線形計画法(1回)
在庫や売買に伴う貸借処理を説明できる。
会社経営に必要なシステムの概要を説明できる。
データの整理法を説明できる。
データの基本的な統計情報の計算ができる。
線形計画法の基礎的な利用法と応用ができる。
後期中間試験 実施しない
確率(1回)
データの特徴(1回)
論理演算(1回)
システムの開発、運用と管理(4回)
数え上げなどの基本的な確率計算ができる。
データの特徴の捉え方を説明できる。
論理演算の基本演算を説明できる。
システムの開発、運用、管理の概要を説明できる。
後期期末試験 実施しない
Syllabus 2008 -- Ver. 0.50