シラバス基本情報
授業内容・授業計画
授業の目標と概要 |
中学校で学習した数学力を前提として、情報工学の基礎となる情報数学を学習するため
の基礎力を身につけることを目標としている。
本科目の守備範囲は、普通高校1,2年次に使用する文部省検定の教科書から「高専の
数学」で扱いが軽かったり、履修時期が遅くなるものの中から、情報数学の基礎として重
要なものをピックアップしている。
これらを材料に、工学の幅広い基礎力のなかでも根底となる考え方を修得を目指します。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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毎回の授業で小テストを実施します。前回の講義内容を復習してあると必ず解くことがで
きる簡単な問題が出題されます。このテストにより教師は学生がしっかり復習をしてきて
いるかどうかを判断します。復習とは、授業のノートを見、式の展開を記述し問題を解く
ことにより授業内容の理解を確認する作業です。しっかりと問題を解きなおして小テス
トに備えてください。
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到達目標 |
・集合や論理に関する知識を身につけ教科書の問題の7割が自力で解ける
・数列の興味深い性質を題材にコンピュータの逐次・繰り返し・再帰的処理を理解する
ための下地を作り論理的に数学問題の証明を式と言葉を使って記述できる。
・論理数学の発展として2進数を中心とした離散数学の概念を説明できる
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成績評価方法 |
各期ごとの評価は、小テスト4割・定期テスト7割でつける。後期に習う概念ほど高度に
なっている点を考慮して、年間の最終評価は前期中間1割、前期末2割、後期中間3割、
学年末4割の重みをつけて成績をつける。
合否判定:上記評価方法で60点以上
最終評価:合否判定の点数±その他の評価点(10点以内)
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テキスト・参考書 |
教科書:数研出版「数学A」「数学B」
問題集:数研出版「4STEP数学I+A」「4STEP数学II+B」
参考書:数研出版 チャート式など
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メッセージ |
実際に手を動かして紙と鉛筆で問題を解くことを心がけましょう。きちんと復習をして
授業に臨めば、この科目で不合格になることはありません。
2年生になってプログラミングの学習を行う基礎になるよう数学的記法についてはうる
さく指導しますので覚悟してください。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
ガイダンス(1回)
集合(1回)
集合の要素の個数(1回)
場合の数(1回)
順列(1回)
円順列・重複順列(1回)
復習と演習(1回)
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中学数学の中から前提となる部分を指摘できる。
集合とそのあらわし方を説明できる。
集合の要素の個数を計算できる。
和の法則・積の法則を理解し適切に使える。
順列の総数の公式を適切に使える。
順列から円順列・重複順列を求める式を導ける。
問題解答作成に習熟できる
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前期中間試験 |
実施する
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組み合わせ(2回)
二項定理(2回)
命題と条件(1回)
逆・裏・対偶(1回)
復習と演習(1回)
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順列と組み合わせの区別を説明できる。
二項定理の公式と組み分けの関係を説明できる。
命題とは何かを説明できる。
命題に対する逆・裏・対偶を示せる。
問題解答作成に習熟できる。
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前期期末試験 |
実施する
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数列、等差数列とその和(2回)
等比数列とその和(1回)
種々の数列(1回)
漸化式と数列(2回)
復習と演習
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数列の概念を説明できる。等差数列の和を求められる。
等比数列の和を求められる。
シグマの表記ができる。
漸化式で定義された数列の一般工を求められる。
問題解答作成に習熟できる。
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後期中間試験 |
実施する
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数学的帰納法(3回)
データの処理単位と表現(1回)
基数変換(1回)
負の数の表現(1回)
腐臭と演習(1回)
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数学的帰納法を使って公式の証明ができる。
コンピュータのデータ処理の単位を説明できる。
2進数、16進数、10進数相互の変換ができる。
歩数を利用した引き算ができる。
問題解答作成に習熟できる。
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後期期末試験 |
実施する
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Syllabus 2008 -- Ver. 0.50