シラバス基本情報
授業内容・授業計画
授業の目標と概要 |
熱エネルギーの問題を広い立場から理解させる。特に熱機関の代表としてガソリン機関
とディーゼ
ル機関を中心に、その構造、特徴、性能等について習得させる。
釧路高専教育目標 C,JABEE(d-1-4)
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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熱力学の基本事項を復習しておく。自ら解く姿勢を持つこと。
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到達目標 |
熱機関の代表的なサイクルであるオットー、ディーゼル、サバテサイクルの理解を深
め、演習問題
を解くことで内燃機関の動きを説明できる。
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成績評価方法 |
合否判定は定期試験の平均が60点を超えていること、および最終評価は2回の定期試験
の平均
(80%)とレポート(20%)で評価する。
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テキスト・参考書 |
教科書:「内燃機関」第2版 森北出版㈱ 坂田 勝[編集]、田坂英紀[著]
参考書:「内燃機関講義」㈱養賢堂 長尾不二夫[著]
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メッセージ |
授業はできうる限り平易に説明するが、分からないところは、すぐ質問するように心が
ける。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.内燃機関の熱力学、演習問題(2回)
2.熱機関の分類、内燃機関の構造および作動(1回)
3.出力と効率、理論仕事、図示仕事、正味仕事(1回)
4.熱効率、平均有効圧、機械効率(1回)
5.燃料消費率、熱勘定、体積効率、掃気効率(1回)
6.内燃機関燃料、液体燃料、気体燃料、発熱量の算出(1回)
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・内燃機関の各サイクルが理解できる。
・内燃機関の構造および作動が分かる。
・出力と効率、理論仕事、図示仕事、正味仕事が分かる。
・熱効率、平均有効圧、機械効率が理解できる。
・燃料消費率、熱勘定、体積効率、掃気効率が分かる。
・内燃機関燃料の発熱量の算出ができる
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前期中間試験 |
実施する
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7.燃焼の基礎、燃焼計算(1回)
8.ガソリン機関の燃焼、ノッキング(1回)
9.ディーゼル機関の燃焼(1回)
10.混合気形成法、ガス交換、過給(1回)
11.弁機構、点火(着火)順序(1回)
12.機関の冷却と潤滑、冷却法、潤滑(1回)
13.内燃機関の摩擦損失測定法(1回)
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・燃焼計算ができる。
・ガソリン機関の燃焼が理解できる。
・ディーゼル機関の燃焼が理解できる。
・混合気形成法、ガス交換、過給が分かる。
・・弁機構、点火(着火)順序が理解できる。
・機関冷却の熱計算ができる。
・摩擦損失測定法が理解できる。
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前期期末試験 |
実施する
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Syllabus 2008 -- Ver. 0.50