シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 ソフトコンピューティングは、知識のメカニズムを解明し、それを計算機上で実現することを目的 とする学問分野である。本科目では、ファジィ理論、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズ ムのソフトコンピューティング技術を中心に講義と演習を行い、これらの基本的な考え方について 理解する。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
事前に配布した資料を持参すること。 専攻科1 年後期の「多変量解析」の履修が望ましい。 レポートはファジィ理論、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズムについて3 回を予定して いる。
到達目標 一般的な集合とファジィ集合の違いを理解し、ファジィ理論における演算方法を 記述できる。 ファジィ推論を用いた制御方法を設計できる。 ニューラルネットワークおよび遺伝的アルゴリズムについて、それをコンピュータ上にモデル化す る方法について説明できる。
成績評価方法 定期試験100% 合否判定定期試験の平均点が60 点を超えていること 最終評価定期試験の平均点(90%)+レポート(10%)
テキスト・参考書 テキスト:必要な資料を配付する。 参考書:福田敏男著「インテリジェントシステム」(昭晃堂) 講座ファジィ1 巻~14 巻日本ファジィ学会編日刊工業新聞社 遺伝的アルゴリズム1 巻~4 巻北野宏明編産業図書
メッセージ レポートは期限までに必ず提出すること。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ファジィ理論(3 回)
ファジィ推論、ファジィ制御(4 回)
一般的な集合とファジィ集合の違いを学習し、ファジィ理論
における演算方法を習得する。
ファジィ推論を用いた制御方法、ファジィ理論のアルゴリズムを習得する。
前期中間試験 実施する
ニューラルネットワーク2(4 回) 遺伝的アルゴリズム(3 回) ニューラルネットワークの代表的な計算手法であるバックプロパゲーションアルゴリズムについて理解する。
教師なし学習法として自己組織化マップを学習し、多次元情報の可視化法について理解する。
生物の進化の過程と、遺伝アルゴリズム(GA)の相似点について理解する。
GA の計算手順をフローチャートと例題から理解する。また、交叉方法や選択方法について理解する。
前期期末試験 実施する
Syllabus 2008 -- Ver. 0.50