授業の目標と概要 |
インターネットの普及と共に,英文の技術文献やマニュアルを読む機会が増えている.本教科はこ
れに対応するためのもので,理工学系英文を例題にあげ,演習を主とした授業を行う.図や表も含む
多くの技術英語に接することで,英語読解力が向上し,技術英語への理解が深まり,英語対応力が強
化される.特に重要な技術用語はキーワードとして挙げ,語彙を拡充する.
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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和英および英和辞典(電子辞書も可)を用意すること.
実力的には英検準2級レベルが望ましいが,未達の者も平素の努力によって対応可能.
但し,ボリュームが多いので,遅れた者は時間外学習が必要です.
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到達目標 |
機器の英文マニュアル・動作原理,力学・工学(特に機械工学)の試験問題,物理・自然現象の簡
単な英文説明などを正しく理解することができる.
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成績評価方法 |
合否判定:2回の定期試験結果の平均が60点を超えていること
最終評価:2回の定期試験結果の平均点を80%,学習ノート(小テスト含む)評価点を20%とし,その
合計値で評価
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テキスト・参考書 |
テキスト;教科書は用いない.随時プリントを配布する.機械系の工業英語,コロナ社,牧野・生
水著
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メッセージ |
英語は高専生の弱点であると言われてきたが,英検準2級取得が課せられるようになって確実にレ
ベルアップが図られた.企業ではまず英訳する機会が多いので,最低限,技術英単語だけはマスタ
ーしてほしい.
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス; シラバスの説明(1回)
2.数式に関わる表現・文章(1回)
3.物理量に関わる表現・文章(1回)
4.基本的な物理法則に関わる表現・文章(1回)
5.物理現象に関わる表現・文章(1回)
6.電子・情報工学に関わる表現・文章(1回)
7.環境工学に関わる表現・文章(1回)
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理工学の分野における基本的な表現を翻訳理解できる.理工学の分野の文章を辞書を用いて翻訳し内容を理解することができる.
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後期中間試験 |
実施しない
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5.設計製図・CADに関わる表現・文章(1回)
6.材料力学に関わる表現・文章(1回)
7.機械材料に関わる表現・文章(1回)
8.熱力学に関わる表現・文章(1回)
9.流体力学に関わる表現・文章(1回)
10.熱機関に関わる表現.文章(1回)
11.自然科学・工学の分野における新聞記事(1回)
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機械工学の分野に現れる基本的な表現と文章を辞書を用いて翻訳し,内容を理解することができる.
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後期期末試験 |
実施する
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