シラバス基本情報
授業内容・授業計画
| 授業の目標と概要 |
わが国は自他共に認める「技術立国」でありながら，こと｢知的財産｣に関して言えば，必ずしも先
進国とは言い難い．そのため，知的財産基本法を設置し，知的財産推進計画を策定するなど，政策
として知財改革に取り組み始めた．このように，これからの技術者には｢知的財産｣に対する正しい
理解と知識が求められることは言うまでもない．本授業では，社会発展のための知的財産の必要性
と知的財産の保護について学ぶ．特に，重要な知的財産の１つである発明を保護する特許につい
て，技術者が関係する事項を学ぶ．
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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・知的財産に関する予備知識は不要．
・前半は標準テキストを中心に知的財産制度を指導する．後半はアイディアを協調学習によって特
許出願フォームに則って出願書を作成できるように指導する．
・産学共同教育の一環として，社会との接続問題を解決できるよう学外での報告会を実施．
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| 到達目標 |
本科で習得した専門分野の中から新規アイディアを抽出し，特許に結びつくテーマの発掘およびそ
れをベースに発明できるようになる．また，特許情報DBにアクセスし，自在に検索でき，自ら出願
書を作成できるになること．
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| 成績評価方法 |
授業態度，出席状況および課題或いはレポートの成績で評価する．評価基準は総合編指導マニュア
ルに記載されているものを適用する．レポート未提出の場合は不合格となる．
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| テキスト・参考書 |
指定した標準テキストを使用する．
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| メッセージ |
今後，知的財産に興味を抱き，マスコミ報道等を見て知的財産に絡む事象や問題を見抜くことがで
きるようになることが大事である．そのためには日常的に起こる社会問題に常に関心を寄せる習慣
づけが必要であろう．
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
・知的財産の概要説明
・インターネットを活用した特許検索方法の習得（外部講師招聘）
・特許出願書の書き方など知的財産の実践
（外部講師）
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概要(経緯と背景，必要性)を正しく説明できる．
インターネット上のdbを使って関係する特許を自在に検索できる．
発明事例を通して特許出願書の書き方を理解する．
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| 後期中間試験 |
実施しない
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・知的財産アイディア」抽出と特許出願書の作成
（エンジニアリングデザイン能力の育成）
・表現力の実践（知的財産に関する学外報告会への参加）
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課題を発掘し，それを解決できる．更に発展的に創造し，コミュニケーションを図ることができる．
学外報告を通して，社会との接続を保ち，地域に立脚したエンジニアの自覚が形成される．
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| 後期期末試験 |
実施しない
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Syllabus 2008 -- Ver. 0.50