授業の目標と概要 |
北海道出身であり、その死後も多くの読者に愛読されている三浦綾子の小説を読み進
めると同時に、彼女の生涯や文学について各自が調べ発表することでお互いの認識
を深め合うことを目標とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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テキストは忘れずに持参すること。必ず受講者全員による作品の輪読を行う。また、
受講者には発表をしてもらうこととする。
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到達目標 |
三浦綾子についての認識を北海道の人間として恥ずかしくない程度に身につけ、彼女
の文学や人生についてある程度語ることができる。
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成績評価方法 |
合否判定:試験(50%)・発表(30%)・提出物(20%)
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テキスト・参考書 |
テキスト:三浦綾子『母』(角川文庫)
〃 『天北原野』上・下(新潮文庫)
参考書:高野斗志美『評伝 三浦綾子』(旭川叢書)
上出恵子 『三浦綾子研究』(双文社出版)
三浦綾子記念文学館編『三浦綾子 新文学アルバム 生きることゆるすこと』
(北海道新聞社)
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メッセージ |
三浦綾子の文学は、日頃文学が苦手だと感じている人にもすんなり入っていきやす
い。これを機会に世界的に多くの読者を抱えている彼女の文学に触れてもらい、読書の
習慣を身につけてもらいたい。
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